世界のワイン
  • 北海道のワイン北海道は欧州産品種のブドウを中心に栽培しています。北海道ではぶどうが育つ大事な時期に梅雨がなく、収穫期に台風もこないことから日本国内でも特にワイン造りに適した地域と言われています。また、湿度が低く、昼夜の寒暖差が比較的激しいという気候的特徴もワイン用ブドウの栽培に恵まれているとされています。
  • 日本のワイン日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して醸造される日本のワイン。白ワイン用品種の「甲州」や、赤ワイン用品種の「マスカット・ベーリーA」などの日本固有の品種に加え、アメリカ原産ラブラスカ種との交配種、さらに近年はシャルドネ、メルローといったワイン専用種も導入されるなど、幅広い品種から多様なテイストのワインが造られています。
  • フランスのワイン名実ともに世界的ワイン大国といえばフランス。ワインの生産量はイタリアと常にトップを競い合い、世界のワイン産地の中でも特に優れたワインを産出しています。ワインの産地では、2大銘醸地であるボルドーとブルゴーニュ、それに加えてシャンパーニュが有名です。
  • イタリアのワインイタリアでは、ヨーロッパ系の代表品種に加えてイタリアのみで造られている土着品種が多いのが特徴としてあり、温暖な気候と日照時間の長さからブドウが完熟しやすい環境にあります。ブドウが育つ生育期にほとんど雨が降らないため病気になることも少ないことから、その味わいはとても活き活きとしています。
  • スペインのワインスペインは栽培面積世界1位、ワイン生産量はフランス、イタリアに次ぐ世界第3位というワイン大国。リオハやプリオラトといった産地は特選原産地呼称に認定されて高級ワインを産出し、南部では、世界3大フォーティファイド・ワインに含まれるシェリー酒が造られています。
  • ドイツのワインドイツは世界的に白ワイン生産が多い国として知られています。テイストとしては甘口ワインが多めですが、近年では辛口の白ワインが生産の主体となりつつあります。赤ワインの生産も約3割と以前より増加しているなど、そちらも注目を集めています。
  • アメリカのワインアメリカワインは、ヨーロッパのワインと比べて、気候が温暖なため完熟しやすくブドウ本来の味がくっきり分かりやすいという特長を持っています。素材の旨味をしっかり味わいたいのでしたら、一度は試してみるのも良いでしょう。
  • チリのワイン果実風味が豊かで渋みが少ない、親しみやすさが人気のチリワイン。ヨーロッパに比べてチリは1年間の日照時間が大変長く、ぶどうは太陽の光をたっぷり浴びて育ちます。しっかり熟したぶどうの旨味を味わうことができます。
  • オーストラリアのワインオーストラリアワインのぶどうは粘板岩の土壌や冷涼な地域を好む品種ですが、もちろん温暖な気候でも良質なものが生まれています。これは国土が広いオーストラリアならではの特徴と言えるでしょう。黄色みがかった見た目で酸が高く、ワインは辛口から甘口まで造られています。
  • 南アフリカのワイン南アフリカのワインは、爽やかな果実味があふれる味わいに特徴があります。辛口はエレガントで、甘口は豊満、リッチで上質なワインが数多く作られています。
  • 世界その他地域のワインアルゼンチンやニュージーランドを始め、今注目の生産地のワインも数多く取り揃えています。国ごと、風土ごとによって変化する味わいをお楽しみください。